Web面接のやり方と準備|前日までのチェックリストと当日の流れを解説

Web面接のやり方と準備|前日までのチェックリストと当日の流れを解説

「Web面接はどうやって準備すればいいのか」と検索したあなたは、対面とは違う進め方に不安を感じているのではないでしょうか。

Web面接は、機材と通信環境の確認、背景と照明の準備、画面越しでも伝わる話し方の3つを押さえておけば、落ち着いて臨めます。

事前の準備がそのまま当日の安心感につながるため、前日までにひととおり確認しておきましょう。この記事では、IT・機電エンジニア専門の転職エージェントである私たちが、Web面接のやり方と準備、当日の注意点を解説します。

そもそもWeb面接とは|対面の面接との違い

Web面接とは、ビデオ会議ツールを使って、自宅などから画面越しに受ける面接のことです。評価の基準は対面と大きく変わりませんが、準備すべきことや伝わり方に違いがあります。

観点Web面接対面の面接
場所自宅など、自分で用意する企業のオフィスなど
準備機材、通信環境、背景、照明の確認が必要移動時間と交通手段の確認が必要
伝わり方表情や声が伝わりにくいことがある雰囲気や熱意が伝わりやすい
トラブル通信や機材の不具合が起こることがある電車の遅れや道に迷うことがある
時間の使い方移動がなく、在職中でも受けやすい移動を含めた時間の確保が必要

選考の傾向として、一次面接をWebで行い、最終面接は対面で行う企業もあります。どの段階がどの形式かを、案内で確認しておきましょう。

データで見るエンジニアの採用状況

情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.43倍と、職業計の1.12倍を上回っています。採用が難しい職種では、応募者が参加しやすいよう、Web面接を取り入れる企業もあります。

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(2025年11月)

機電系は別分野のため、この数値は当てはまりません。

Web面接の主な形式

Web面接には、面接官とリアルタイムで話す形式と、録画した動画を提出する形式があります。

形式内容準備のポイント
ライブ形式面接官とリアルタイムで会話する通信環境と、やりとりの間合いに注意する
録画形式質問への回答を録画して提出する撮り直しができるかと、回答時間を確認する
画面共有を伴う形式資料や成果物を画面に映して説明する共有する画面を事前に整理しておく

使うビデオ会議ツールは企業によって異なるため、案内に書かれたツールを事前に確認しましょう。

Web面接の準備5ステップ【前日までのチェックリスト】

Web面接の準備は、「機材と通信→ツールの確認→場所と背景→服装→想定質問」の5ステップで進めます。

1. 機材と通信環境を確認する

画面が大きく安定しやすいパソコンで受けるのがおすすめです。カメラとマイクが使えるか、充電が十分かを確かめ、通信が安定する場所を選びましょう。

2. ビデオ会議ツールの動作を確認する

指定のツールを事前に入れ、表示名を本名にしておきます。家族や友人とテスト通話をしておくと、映り方や音声を確認できます。

3. 場所・背景・照明を整える

静かな個室を選び、無地の壁を背にします。顔に正面から光が当たる位置に座ると、表情が明るく映ります。

4. 服装と身だしなみを整える

服装は対面の面接と同じ基準で選びます。上半身だけでなく、全身を整えておきましょう。

5. 想定質問と手元の資料を用意する

職務経歴書と、要点を書いたメモを手元に置きます。転職理由は、職種そのものの問題か職場環境の問題かを切り分けて整理しておくと、画面越しでも簡潔に伝えられます。

前日までに、次の項目を確認しておきましょう。

  • □ パソコンのカメラとマイクが使える
  • □ 充電器を用意し、電源につないでいる
  • □ 通信環境が安定している場所を確保した
  • □ ビデオ会議ツールを事前に試した
  • □ 表示名を本名にした
  • □ 背景に私物や生活感のあるものが映らない
  • □ 顔が明るく映る位置に座った
  • □ 面接用の服装を用意した
  • □ 職務経歴書と質問のメモを手元に置いた
  • □ 家族などに、面接の時間を伝えた

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Web面接の当日の流れとやり方

当日は開始前に接続を済ませ、入室から退出まで、対面と同じ礼儀を意識して進めます。

時間の目安やること
開始の10〜15分前機材と通信を最終確認し、不要な通知を切る
開始の5分前案内のリンクから接続し、待機する
開始時画面に向かって挨拶し、名前を名乗る
面接中結論から簡潔に話し、相手の話は最後まで聞く
終了時お礼を伝え、案内に従って退出する

開始時の挨拶は、次のような例文を参考にしてください。

例文:「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願いいたします。」

退出の順番は、面接官の案内に従いましょう。自分から接続を切る場合は、お礼を伝えてから落ち着いて退出します。

Web面接で好印象を与える話し方・振る舞い

Web面接では、画面越しでも表情や熱意が伝わるよう、目線と声、相づちを意識することが大切です。

相談現場では「Web面接だと、熱意がうまく伝わらない気がする」という声を聞きます。少しの工夫で、伝わり方は大きく変わります。

  • 目線:話すときはカメラを見る。画面の相手の顔ばかり見ると、目線が下がって見える
  • 声:普段より少し大きめに、はっきり話す
  • 相づち:うなずきを大きめにし、声での相づちは控えめにする
  • 間:通信の遅れを考え、相手が話し終わってから一呼吸おいて話す
  • 話し方:結論から話し、1つの回答を簡潔にまとめる

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Web面接の服装・背景・照明のポイント

服装は対面の面接と同じ基準で選び、背景と照明で清潔感のある映り方を整えることが大切です。

項目ポイント避けたいこと
服装スーツやオフィスカジュアルなど、企業の案内に合わせる上半身だけ整えて、下は部屋着のまま
背景無地の壁を背にする。背景ぼかし機能を使う方法もある私物や生活感のあるものが映る
照明正面から光が当たる位置に座る窓を背にして、顔が暗くなる
カメラの高さ目線と同じくらいの高さにする見下ろすような角度になる
音静かな部屋を選び、イヤホンやマイクを使う周囲の話し声や生活音が入る

下を部屋着のままにすると、立ち上がる場面などで映ってしまうことがあるため避けましょう。

エンジニアならではのWeb面接の注意点

エンジニアのWeb面接では、画面共有や技術的な質問への備えと、在職中の端末の扱いに注意が必要です。

画面共有で成果物を見せる場合

  • 共有する資料や画面を、事前に開いておく
  • 通知や関係のないウィンドウは閉じておく
  • 守秘義務のある情報が映らないよう確認する

技術面接やコーディング課題がある場合

  • 課題の形式(その場で書くのか、事前に提出するのか)を確認する
  • 考えていることを声に出しながら進めると、思考の過程が伝わる

在職中の場合

相談現場では「在職中なので、会社のパソコンで面接を受けてもよいか」という声を聞きます。会社の端末や社内の通信環境は、情報管理の規程に反するおそれがあるため使わず、私物のパソコンで受けましょう。

機電系の場合

  • 図面や製品の写真は、守秘義務の範囲を確認してから見せる
  • 手元の成果物を映す場合は、カメラ越しの見え方を事前に確認する

Web面接でよくあるトラブルと対処法

トラブルが起きても、落ち着いて状況を伝えれば、評価が大きく下がることは少ないと考えられます。

トラブル対処法
相手の声が聞こえない音量やイヤホンの接続を確認し、チャットで状況を伝える
映像が止まる・遅れる一度カメラを切る、または再接続する
接続できない事前に控えた連絡先に、電話やメールで連絡する
周囲の音が入るマイクを一時的に切り、落ち着いてから再開する
回答中に通信が途切れた再接続後、どこまで伝わったかを確認して話し直す

接続できない場合は、次のような例文で連絡しましょう。

例文:「本日○時から面接のお約束をいただいている○○です。接続がうまくいかず、入室できない状況です。お手数をおかけしますが、別の接続方法や、日程の再調整についてご相談させてください。」

企業の連絡先は、事前に控えておくと安心です。

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まとめ

  • Web面接は、機材・通信環境・背景・照明の準備が対面以上に大切
  • 準備は「機材と通信→ツールの確認→場所と背景→服装→想定質問」の5ステップで進める
  • 当日は開始前に接続を済ませ、対面と同じ礼儀を意識する
  • 話すときはカメラを見て、声と相づちを少し大きめにする
  • 転職理由は、職種の問題か職場環境の問題かを切り分けて整理し、簡潔に伝える

よくある質問

Web面接はスマートフォンで受けてもよいですか?

受けること自体は可能な場合が多いですが、画面が小さく、映像や通信が安定しにくいことがあるため、パソコンで受けるのがおすすめです。やむを得ずスマートフォンを使う場合は、スタンドで固定し、充電しながら接続しましょう。企業の指定がある場合は、それに従います。

Web面接で手元のメモを見てもよいですか?

要点を書いた簡単なメモを手元に置くことは、問題ないとされることが多いです。ただし、メモを読み上げるように話すと目線が下がり、準備した答えをなぞっている印象になりがちです。キーワードだけを書いておき、話すときはカメラを見るようにしましょう。

Web面接の服装は、上半身だけ整えればよいですか?

上半身だけでなく、全身を面接にふさわしい服装で整えるのがおすすめです。立ち上がる場面や、カメラの角度が変わったときに下半身が映ることもあるためです。全身を整えておくと気持ちも引き締まり、落ち着いて面接に臨めます。

Web面接は開始時間の何分前に入ればよいですか?

案内に指定がなければ、開始の5分前ごろに接続し、待機しておくと安心です。それより前に、機材や通信の最終確認を済ませておきましょう。早すぎる入室は面接官の準備の妨げになる場合があるため、ツールの待機画面で待つ形が一般的です。

Web面接と対面の面接で、評価は変わりますか?

評価の基準そのものは、対面と大きく変わらないとされることが多いです。ただし、表情や声が伝わりにくい分、話し方や映り方の工夫が印象を左右しやすくなります。準備を整え、結論から簡潔に話すことを意識すれば、Web面接でも十分に魅力を伝えられます。

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この記事の執筆者

AIdeaCareerMedia編集部

主にIT・機電エンジニアに特化した転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればエンジニア人材の採トレンド等の「エンジニアに携わる転職・採用」の情報を提供します。

この記事の監修者

人材紹介事業部 事業統括責任者 堀 凌也

関西学院大学卒業後、新卒で当社入社。入社直後よりリクルーティングアドバイザーとしてトップクラスの成績を収め、組織内最年少で拠点責任者に抜擢。
現在は求職者への価値提供と企業の採用課題解決を両立する事業統括責任者として、組織の急成長と人材育成を牽引。