「志望動機 例文」と検索したあなたは、参考になる文例を見て、自分の志望動機を作りたいのではないでしょうか。先にお伝えすると、例文はそのまま使うものではなく、「型」として参考にし、自分の経験に置き換えることで力を発揮します。 丸写しでは、かえって熱意が伝わりません。この記事では、IT・機電エンジニア専門の転職エージェントである私たちが、状況別の例文と、自分に合わせて書き換えるコツを解説します。
例文を使う前に|そのまま使わないことが大切
まず前提をお伝えします。例文をそのまま提出するのは避けましょう。ただし、「型」として使えば非常に役立ちます。 採用担当者は多くの志望動機を読んでおり、どこかで見た文章は見抜かれやすいためです。
例文の正しい使い方は、次のとおりです。
- 文章の「構成・流れ」を参考にする
- 自分の経験・実績に置き換える
- 応募先ならではの理由を、自分の言葉で加える
つまり、骨組みは借りて、中身は自分のもので埋めるという使い方です。これを踏まえて、ケース別の例文を見ていきましょう。
志望動機の例文【ケース別一覧】
この記事で紹介する例文と、それぞれのポイントを整理します。
| ケース | 伝えるポイント |
| ① 同職種でのキャリアアップ | 経験の即戦力性と、さらに挑戦したいこと |
| ② 未経験から挑戦 | 学習の実績と、活かせる強み |
| ③ 異業種・異職種から | これまでの経験との接点 |
| ④ 客先常駐から自社・社内へ | 環境ではなく、実現したいこと |
| ⑤ 上流工程に挑戦したい | これまでの下流経験を土台にする |
| ⑥ 機電系での転職 | 専門分野と、製品への関心 |
自分に近いケースを参考にしてください。なお、志望動機の基本構成(結論→理由→貢献→意欲)は、別記事で詳しく解説しています。
① 同職種でのキャリアアップの例文
これまでの経験を活かしつつ、さらに挑戦したいことを伝えます。即戦力性が伝わるよう、実績を具体的に書きましょう。
貴社を志望したのは、〇〇の分野で高い技術力をお持ちで、〇〇にも積極的に取り組まれている点に惹かれたためです。 前職では〇〇の開発に〇年間携わり、直近では〇〇のプロジェクトでリーダーを務めました。 この経験を活かし、貴社の〇〇において、開発の面から貢献したいと考えております。
② 未経験から挑戦する場合の例文
未経験では、学習の実績と、これまでの経験で活かせる強みを伝えることが鍵です。
貴社を志望したのは、〇〇という領域で、未経験者の育成にも力を入れておられる点に魅力を感じたためです。 現在は〇〇を独学で学び、〇〇を制作いたしました。前職で培った〇〇の経験は、チームでの開発にも活かせると考えております。 一日も早く戦力となれるよう、学び続けてまいります。
「学ばせてほしい」で終わらず、すでに行動していることを示すのがポイントです。
③ 異業種・異職種からの例文
異業種からは、これまでの経験との接点を見つけて伝えます。直接の経験がなくても、活かせる強みは必ずあります。
貴社を志望したのは、〇〇を通じて〇〇の課題解決に取り組まれている点に共感したためです。 前職では〇〇として、〇〇の業務改善に取り組み、〇〇という成果につなげました。この課題を整理し形にする力は、貴社の〇〇でも活かせると考えております。
自分に合う志望動機が作れないときは
経験との接点の見つけ方を、専門のアドバイザーが一緒に整理します。書類の相談だけでもかまいません。
④ 客先常駐から自社開発・社内SEへの例文
環境を変えたい場合も、不満ではなく「実現したいこと」として伝えます。
貴社を志望したのは、自社サービスとして〇〇を長期的に開発・改善されている点に強く惹かれたためです。 これまで〇〇の開発に携わる中で、一つのサービスに継続的に関わり、改善を重ねていきたいという思いが強くなりました。 前職で培った〇〇の経験を活かし、貴社のサービス開発に貢献したいと考えております。
⑤ 上流工程に挑戦したい場合の例文
これまでの下流での経験を、上流に活かせる土台として伝えるのがポイントです。
貴社を志望したのは、要件定義から一貫して携われる体制に魅力を感じたためです。 これまで〇〇の開発を担当する中で、実装の視点から改善提案を行う機会があり、より上流から課題解決に関わりたいと考えるようになりました。 開発現場を理解している強みを活かし、実現性のある提案ができるよう努めてまいります。
⑥ 機電系での転職の例文
機電系では、専門分野の経験と、製品・技術への関心を伝えます。
貴社を志望したのは、〇〇の分野で独自の技術をお持ちで、〇〇の製品開発に取り組まれている点に惹かれたためです。 前職では〇〇の設計を担当し、〇〇の改善に取り組んでまいりました。 この経験を活かし、貴社の製品開発において、設計の面から貢献したいと考えております。
NG例文と、OKへの言い換え
避けたい志望動機と、その言い換え方を対比で示します。
| NG例 | 言い換えの方向 |
| 「成長できる環境だと思いました」 | どの点に成長機会を感じたか、具体的に |
| 「前職は残業が多く、環境を変えたい」 | 「〇〇に集中して取り組みたい」と前向きに |
| 「業界大手で安定しているため」 | その会社ならではの事業・技術に触れる |
| 「学ばせていただきたいです」 | すでに学んでいることと、貢献意欲を示す |
共通するのは、「その会社である理由」と「貢献」が抜けている点です。ここを補うだけで、印象は大きく変わります。
例文を自分用に書き換える3ステップ
例文を、自分だけの志望動機に変える手順です。
- 応募先を調べる:事業・技術・求める人物像を確認する
- 自分の経験と重なる点を探す:接点を1つ見つける
- 接点を軸に、貢献を書く:経験→貢献の流れでつなげる
なお、志望動機を作る前に整理しておきたいことがあります。転職したい理由が、今の職場環境によるものか、仕事内容そのものによるものかを切り分けることです。ここが整理できていると、志望動機に一貫性が生まれ、面接でも深掘りに答えやすくなります。
書類・面接の通過率を上げたいなら、一人で抱え込む前に
応募先に合わせた志望動機を、専門のアドバイザーが一緒に整理します。今の悩みの相談だけでもかまいません。
まとめ
志望動機の例文について、要点を整理します。
- 例文はそのまま使わず、「型」として参考にする
- 骨組みは借りて、中身は自分の経験で埋める
- ケース別に、伝えるべきポイントが異なる
- NG例に共通するのは「その会社である理由」と「貢献」の欠如
- 書き換える前に、転職理由が環境か仕事内容かを切り分ける
よくある質問(FAQ)
志望動機の例文はそのまま使ってもよいですか?
そのまま使うのは避けましょう。採用担当者は多くの志望動機を読んでおり、どこかで見た文章は見抜かれやすいためです。構成や流れを「型」として参考にし、自分の経験や応募先ならではの理由に置き換えて使うのがおすすめです。
未経験の場合、志望動機に何を書けばよいですか?
学習の実績と、これまでの経験で活かせる強みを書きます。「学ばせてほしい」で終わらず、すでに学習していることや制作物を示すと、意欲が具体的に伝わります。前職での強みを、応募先でどう活かせるかも添えましょう。
異業種からの志望動機はどう書けばよいですか?
これまでの経験と応募先の接点を見つけて伝えます。直接の経験がなくても、課題解決力や調整力など活かせる強みは必ずあります。「前職の〇〇の経験が、貴社の〇〇で活かせる」という形でつなげると、説得力が高まります。
志望動機の例文は何文字くらいが適切ですか?
応募書類の欄の大きさによりますが、履歴書では簡潔に、職務経歴書や別紙では詳しめに書くのが一般的です。分量より、「なぜこの会社か」「どう貢献できるか」が伝わるかが大切です。要点を絞って書きましょう。
前職の不満を志望動機に書いてもよいですか?
そのまま書くのは避けましょう。不満は「実現したいこと」に言い換えるのがおすすめです。たとえば「残業が多い」ではなく「〇〇に集中して取り組みたい」とすると、前向きな印象になり、志望動機としても伝わりやすくなります。
書類と面接で同じ例文を使ってよいですか?
軸は同じで問題ありませんが、面接では自分の言葉で話せるようにしておきましょう。書類の内容について「なぜそう思ったのか」と深掘りされることが多いためです。丸暗記ではなく、理由を説明できる状態にしておくと安心です。
