【無料】職務経歴書テンプレート|エンジニア向けの記入例と作り方5ステップ

【無料】職務経歴書テンプレート|エンジニア向けの記入例と作り方5ステップ

「職務経歴書の無料テンプレートがほしい」と検索したあなたは、何から書けばよいか迷っているのではないでしょうか。職務経歴書は、職務要約・職務経歴・スキル・自己PRの4つを押さえたテンプレートを、応募先に合わせて調整して使うのが基本です。本文では、エンジニア向けの記入例付きテンプレートを、そのまま使える形で紹介します。この記事では、IT・機電エンジニア専門の転職エージェントである私たちが、テンプレートの形式の選び方と作成手順、職種別のポイントを解説します。

そもそも職務経歴書とは|履歴書との違い

職務経歴書とは、これまでの仕事の内容や実績、スキルを具体的に伝えるための書類です。履歴書が基本情報を決まった様式で示すのに対し、職務経歴書は形式が自由で、経験の中身を伝える役割があります。

  • 履歴書:氏名、学歴、職歴、資格などの基本情報を、決まった様式で記入する
  • 職務経歴書:担当した業務や案件、実績、スキルを、自由な形式で具体的に書く

形式が自由だからこそ、テンプレートを使うと項目の抜けや漏れを防げます。

選考の傾向として、エンジニアの書類選考では、案件ごとの担当工程と使用技術が一目でわかる書類が読まれやすいと私たちは感じています。

データで見るエンジニアの求人状況

情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.43倍と、職業計の1.12倍を上回っています。また、2030年にはIT人材が最大約79万人不足するという試算もあります。企業が経験者を求めている分野だからこそ、経験を具体的に伝える職務経歴書が大切です。

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(2025年11月)

出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年公表)

機電系は別分野のため、上記の数値は当てはまりません。

職務経歴書テンプレートの4つの形式【比較表】

エンジニアには、案件ごとに経験をまとめる「プロジェクト式」か、新しい順に書く「逆編年体式」が使いやすい傾向があります。

形式書き方向いている人
編年体式古い経歴から順に書く経歴の流れを順を追って見せたい人
逆編年体式新しい経歴から順に書く直近の経験を強調したい人
キャリア式職務や分野ごとにまとめる転職回数が多い人、複数の職種を経験した人
プロジェクト式案件ごとに期間・役割・技術をまとめる客先常駐など、案件単位で働いてきた人

プロジェクト式は、逆編年体式やキャリア式と組み合わせて使うこともできます。

【無料】エンジニア向け職務経歴書テンプレート(記入例付き)

以下のテンプレートは、表をコピーして文書作成ソフトに貼り付ければ、そのまま使えます。「○」の部分を、ご自身の内容に置き換えてください。

【要確認:ワード形式・エクセル形式のダウンロードファイルの設置】

1. 表題・職務要約

項目記入例
表題職務経歴書
日付・氏名20○○年○月○日現在 氏名 ○○○○
職務要約○○株式会社にて約○年、業務システムの開発に従事。詳細設計から試験までを担当し、直近○年はサブリーダーとして○名のチームの進捗管理も担当しています。

職務要約は、経歴全体を数行でまとめ、採用担当者が最初に全体像をつかめるようにします。

2. 職務経歴(在籍企業)

項目記入例
期間20○○年○月〜現在
会社名○○株式会社
事業内容受託による業務システムの開発
従業員数約○名
雇用形態・所属正社員、システム開発部

3. プロジェクト詳細

項目記入例
期間20○○年○月〜20○○年○月(○か月)
案件名製造業向け生産管理システムの刷新
規模・体制チーム○名、うちメンバー○名を取りまとめ
役割サブリーダー
担当工程要件定義、基本設計、詳細設計、試験
使用技術・環境開発言語、データベース、クラウド環境など
成果帳票出力の処理時間を約○割短縮

要件定義(システムに必要な機能を決める工程)など、担当した工程は具体的に書きましょう。案件が複数ある場合は、この表を案件ごとに繰り返します。

4. 活かせる経験・スキル・資格

分類内容経験年数
開発言語(言語名)○年
データベース(製品名)○年
設計・管理要件定義、進捗管理○年
資格基本情報技術者試験(20○○年○月取得)−

5. 自己PR

記入例:「私の強みは、担当範囲を越えて工程全体の課題を見つけ、改善につなげられることです。前職では試験工程の手戻りが多かったため、設計段階でのレビュー手順を提案しました。その結果、試験での不具合件数を約3割減らせました。貴社でも、品質の高い開発に貢献したいと考えています。」

実績は、規模・期間・改善幅・役割のいずれかを数字で示すと伝わりやすくなります。

テンプレートを使った職務経歴書の作り方5ステップ

テンプレートは「形式を選ぶ→棚卸しする→項目を埋める→応募先に合わせる→見直す」の5ステップで使うと、完成度が上がります。

1. 自分に合う形式を選ぶ

前述の4つの形式から、経歴に合うものを選びます。迷ったら、逆編年体式にプロジェクト詳細を組み合わせる形がおすすめです。

2. これまでの経歴と案件を棚卸しする

在籍企業と案件を時系列で書き出し、期間・担当工程・使用技術・成果をメモします。

3. プロジェクト詳細から先に埋める

職務要約は最後に書くと、全体を見渡してまとめやすくなります。まずは案件ごとの詳細から埋めていきましょう。

4. 応募先の求人に合わせて並べ替える

応募先が求める経験に近い案件を上に置き、職務要約と自己PRも応募先に合わせて調整します。

5. 第三者の目で見直して保存する

誤字や表記のゆれを確認し、企業の指定がなければPDF形式に変換して保存します。

テンプレートを埋め始めると、ほかのエンジニアがどう書いたのかも気になってくるはずです。転職事例やはじめの一歩の進め方をLINEでお届けしているので、気軽に受け取ってみてください。

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職種・状況別のテンプレートの使い方

テンプレートは、職種や経歴の状況に合わせて、項目の中身や並べ方を調整して使います。

機電系エンジニアの場合

テンプレートの項目機電系での書き換え方
案件名担当製品や製品分野(例:車載用の電装部品)
担当工程構想設計、詳細設計、試作、評価、量産立ち上げ
使用技術・環境CAD(設計用ソフトウェア)や解析ツール、計測機器
成果部品点数の削減、不良率の低減、評価期間の短縮など

客先常駐の場合

SES(客先に常駐して技術を提供する契約形態)で働く方からは、「常駐先の社名を書いてよいのか」という声を聞きます。常駐先の社名は伏せ、「大手金融機関向け」のように業界や規模で表すのが一般的です。プロジェクト式で、案件ごとに整理しましょう。

転職回数が多い場合

キャリア式を使い、職務や分野ごとにまとめると、一貫した経験として伝わりやすくなります。

同じ職種に応募するか、職種を変えるか

転職の理由が職場環境にあり、同じ職種に応募するなら、職務経歴とプロジェクト詳細を厚く書き、経験の一貫性を示しましょう。仕事内容そのものを変えたい場合は、「活かせる経験・スキル」を前に置き、応募先で活かせる力を強調します。

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無料テンプレートを選ぶときのポイント

無料テンプレートを選ぶときは、「形式」「ファイル形式」「項目の過不足」の3点を確認しましょう。

  • 形式:自分の経歴に合う形式(プロジェクト式など)か
  • ファイル形式:編集しやすく、提出しやすい形式か
  • 項目の過不足:使用技術や担当工程を書く欄があるか
ファイル形式特徴向いている使い方
ワード形式文章の編集がしやすい職務要約や自己PRを丁寧に書きたいとき
エクセル形式表の編集がしやすい案件が多く、表で整理したいとき
PDF形式書き換えができず、レイアウトが崩れにくい完成した書類を提出するとき

公的な様式としては、厚生労働省のジョブ・カードにも、職務経歴をまとめる様式があるとされます。一般的なテンプレートを使う場合も、エンジニアとして技術や案件を書く欄があるかを確認しましょう。

職務経歴書テンプレートを使うときの注意点・よくある失敗

よくある失敗は、テンプレートの項目を埋めるだけで、応募先に合わせた調整をしないことです。

相談現場では「テンプレートどおりに書いたのに、書類選考が通らない」という声をよく聞きます。その場合、項目は埋まっていても、応募先が知りたい経験が伝わっていないことが少なくありません。

  • 同じ書類を使い回す:応募先ごとに、案件の順番や自己PRを調整する
  • 情報を詰め込みすぎる:A4で2枚程度を目安に、要点を絞る
  • 機密情報を書く:常駐先や顧客の社名、社外秘の数字は伏せる
  • 表記がそろっていない:年号や数字の書き方を、書類全体で統一する
  • 誤字脱字を見落とす:提出前に、声に出して読み返す

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まとめ

  • 職務経歴書は形式が自由なため、テンプレートを使うと項目の抜けを防げる
  • エンジニアには、案件ごとにまとめるプロジェクト式や、新しい順に書く逆編年体式が使いやすい
  • テンプレートは、職務要約・職務経歴・スキル・自己PRの4つを押さえる
  • 同じ職種に応募するなら経歴を厚く、職種を変えるならスキル欄を前に置く
  • 応募先ごとに調整し、機密情報を伏せ、表記をそろえて提出する

よくある質問

職務経歴書は手書きとパソコン、どちらで作成すべきですか?

パソコンで作成するのが一般的です。企業から手書きの指定がある場合を除き、テンプレートを使ってパソコンで作成すれば、修正や応募先ごとの調整もしやすくなります。完成したら、企業の指定に合わせた形式で提出しましょう。

職務経歴書は何枚にまとめればよいですか?

決まりはありませんが、A4で2枚程度にまとめると読みやすいとされます。経験が長い場合でも、応募先に関係の深い案件を中心に絞り込みましょう。案件が多い場合は、直近や応募先に近い案件を詳しく書き、それ以外は簡潔にまとめる方法があります。

無料テンプレートをそのまま使っても問題ありませんか?

使うこと自体は問題ありませんが、項目を埋めるだけでなく、自分の経歴や応募先に合わせて調整することが大切です。エンジニアの場合は、使用技術や担当工程を書く欄がなければ追加しましょう。項目の順番も、伝えたい経験に合わせて入れ替えて構いません。

職務経歴書の日付はいつにすればよいですか?

提出する日、郵送する場合は投函する日を書くのが一般的です。オンラインで提出する場合は、提出する日付にしましょう。年号は西暦と和暦のどちらでも構いませんが、履歴書とそろえ、書類全体で統一することが大切です。

職務経歴書はワード形式のまま提出してもよいですか?

企業の指定がなければ、レイアウトが崩れにくいPDF形式に変換して提出するのが一般的です。ワード形式での提出を求められた場合は、その指示に従いましょう。ファイル名には「職務経歴書_氏名_日付」のように、内容がわかる名前を付けておくと親切です。

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この記事の執筆者

AIdeaCareerMedia編集部

主にIT・機電エンジニアに特化した転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればエンジニア人材の採トレンド等の「エンジニアに携わる転職・採用」の情報を提供します。

この記事の監修者

人材紹介事業部 事業統括責任者 堀 凌也

関西学院大学卒業後、新卒で当社入社。入社直後よりリクルーティングアドバイザーとしてトップクラスの成績を収め、組織内最年少で拠点責任者に抜擢。
現在は求職者への価値提供と企業の採用課題解決を両立する事業統括責任者として、組織の急成長と人材育成を牽引。