研究職への転職|なるには?4つのルートを解説

研究職への転職|なるには?4つのルートを解説

「研究職 転職」と検索したあなたは、今の仕事から一歩踏み出すために、何から始めればよいか迷っているのではないでしょうか。

研究職への転職は、未経験からでも経験者からでも複数のルートがあり、自分の背景に合ったルートを選ぶことが成功の近道です。

この記事では、IT・機電エンジニア専門の転職エージェントである私たちが、転職のルートからステップ、必要なスキル・資格までを詳しく解説します。

そもそも研究職とは

研究職とは、新しい技術・製品・知見を生み出すために、実験や分析を繰り返しながら知識を積み上げていく仕事です。

材料・化学・医薬品といった機電系分野から、AI・データサイエンスといったIT系分野、さらには社会科学的な調査・分析を行う分野まで、扱う対象は幅広くあります。。

研究職になるには?4つのルート

転職のルートは、これまでの経験によって大きく4つに分かれます。それぞれのメリットと注意点を押さえておきましょう。

ルート向いている人転職までの目安
未経験・第二新卒からの転職研究補助職などから経験を積みたい人半年〜1年程度
大学院卒・専門性を持つ人材の転職学んだ専門知識を実務で活かしたい人比較的短期間
開発職など近接職種からの転職実務経験をそのまま活かしたい人短期間
現職研究職からのキャリアアップ転職待遇や研究テーマを変えて経験を活かしたい人短期間〜半年程度

未経験・第二新卒からの転職

多くの企業では、研究職への応募に一定の専門性が求められますが、研究補助職やアシスタント的なポジションから経験を積み、段階的にキャリアを築く道もあります。

学ぶ意欲と基礎的な分析スキルが重視される傾向があります。最初は限定的な業務範囲からのスタートになることが多いため、教育体制や、経験を積んだ後のキャリアパスを事前に確認しておくと安心です。

大学院卒・専門性を持つ人材の転職

大学院で専門分野の研究経験を積んでいる場合、その専門性をそのまま活かせるルートです。

研究テーマや使用してきた手法を、応募先の求める分野とどう結びつけられるかを整理しておくことが重要です。

学術的な研究と企業での研究では、事業への貢献という視点が新たに求められるため、その違いを理解しておくことも選考でのアピールにつながります。

開発職など近接職種からの転職

開発職や技術職での実務経験は、研究職への転職でも評価されやすい傾向があります。製品化のプロセスを理解していることは、研究成果を事業に結びつける視点として強みになります。

現場で直面した課題を、研究テーマとしてどう捉え直せるかを考えておくと、志望動機の説明にも活かせます。

現職研究職からのキャリアアップ転職

待遇や研究環境が整った企業へ移ることで、同じ専門性を活かしながら状況を改善できます。

扱う研究テーマや分野を変えることで、新しいキャリアの方向性を模索することもできます。

転職の際は、これまでの研究成果を、応募先の事業内容とどう結びつけられるかを具体的に説明できるよう準備しておくとよいでしょう。

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未経験から研究職になる5ステップ【ロードマップ】

未経験から目指す場合、以下の5ステップで進めると準備がしやすくなります。

ステップ1:興味のある分野を決める

材料・化学・AI・社会科学系など、興味のある分野を決めます。

分野によって求められる学位や経験が大きく異なるため、最初の方向づけが重要です。

文系出身者向けの分野については、別記事「文系 研究職」で解説しています。

ステップ2:基礎知識・スキルを学ぶ

独学や講座、大学院進学などを通じて、志望する分野の基礎知識や統計・分析スキルを学びます。

分野によって、必要な学習期間は大きく異なります。理系の専門分野を目指す場合は、学位取得も視野に入れて計画を立てる必要があります。

ステップ3:実務に近い経験を積む

研究補助職や、調査・分析に関わる業務経験を積むことで、実務理解を深めます。個人での調査・分析の取り組みを実績として整理しておくことも有効です。

実務経験がなくても、学習の過程で取り組んだ内容を、具体的な成果物として示せるようにしておくとよいでしょう。

ステップ4:研究テーマ・実績を整理して応募する

これまでの学習や経験を通じて得た知見を、具体的に説明できるよう整理してから応募します。

研究テーマの選び方や、取り組んだ工夫を伝えられると、選考での評価につながりやすくなります。

うまくいかなかった経験も、そこから何を学んだかを合わせて説明できると、成長のプロセスとして評価されやすくなります。

ステップ5:面接で「研究への向き合い方」を具体的に伝える

未経験の場合、技術知識の完成度よりも、課題にどう向き合い、どう工夫したかという研究の進め方そのものを具体的に伝えることが重要です。

私たちの相談現場でも、「未経験だが、独学で取り組んだ調査・分析の経験をどう面接でアピールすればよいかわからない」という声をよく聞きます。

過程での工夫や気づきを具体的に説明できると、評価につながりやすくなります。

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経験豊富なアドバイザーが、これまでの経験や希望を丁寧にヒアリングし、あなたに合ったルートを一緒に整理します。情報収集の一環として話を聞いてみたいという方も歓迎です。

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学位取得と実務経験、どちらを優先すべきか

研究職への転職を考える際、学位取得(大学院進学)と実務経験のどちらを優先すべきか迷う人もいます。

選択肢向いている人留意点
学位取得(大学院進学)理系分野の専門的な研究職を目指す人進学に時間・費用がかかる
実務経験を積むマーケティングリサーチなど実務重視の分野を目指す人分野によっては学位より評価されやすい

理系分野の専門的な研究職を目指す場合は学位が重視される傾向がありますが、実務重視の分野であれば、実務経験を積むルートも有効です。

志望する分野の求人要件を確認しながら、どちらのルートが自分に合っているかを判断するとよいでしょう。

必要なスキル

研究職として働くうえで求められる主なスキルは以下の通りです。

・論理的に仮説を立て、検証する力 ・データを分析し、意味を読み解く統計的な知識
・実験・検証を地道に繰り返す根気 
・結果を分かりやすく伝える文書作成力・説明力 
・専門分野の知識を継続的に学び続ける姿勢

有利な資格

資格は必須ではありませんが、知識の証明として役立つ場合があります。

「資格がなければなれない」というわけではなく、あくまで補助的な位置づけです。

文系・未経験・年代別に見る「なれる?」の答え

文系出身の場合

理系分野は難易度が高い傾向がありますが、マーケティングリサーチなど文系出身者でも挑戦しやすい分野があります。

未経験の場合

研究補助職などからキャリアをスタートし、段階的に専門性を積み上げる道があります。

20〜30代であれば、比較的挑戦しやすい傾向があります。

第二新卒の場合

学生時代の研究経験を活かしつつ、社会人経験を積み上げていける点が強みになります。

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経験や希望を整理するところから始めたい方は、一度キャリアを相談してみませんか。市場価値を客観的に評価したうえで、納得のいく選択肢を一緒に考えます。

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注意点・よくある失敗

分野の違いを理解せず応募してしまう

「研究職」という名称だけで判断し、想定していた分野と異なる業務だったというケースがあります。

求人票や面接で、具体的な研究テーマや分野を確認することが大切です。

同じ「研究職」でも、基礎研究に近いのか、応用・開発に近いのかによって業務内容が大きく異なります。

学位取得を目的化してしまう

学位取得だけを目的化せず、実務でどう活かすかを面接で説明できるようにしておきましょう。

学位はあくまで手段であり、その先でどのような研究・実務に取り組みたいかを明確にしておくことが重要です。

実務経験の棚卸しが不十分なまま応募してしまう

これまでの研究・調査経験を整理しないまま応募すると、面接で具体的に説明できず、評価につながりにくくなります。

事前の棚卸しが重要です。特に、「何を明らかにしたかったのか」「どんな工夫をしたのか」「結果から何を学んだのか」の3点を整理しておくと、説明がしやすくなります。

待遇面だけで転職先を決めてしまう

待遇面だけで転職先を決めると、環境が同じ課題を抱えている場合があります。

仕事内容そのものへの不満か、職場環境への不満かを切り分けて転職先を選びましょう。

研究職への転職、何から始めればいいか迷ったら

まずは情報収集の一環として話を聞いてみたいという方も歓迎です。

今の悩みの相談だけでもかまいません。

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まとめ

・研究職への転職ルートは、未経験・大学院卒専門人材・近接職種経験者・現職者の4つに大きく分かれる 
・未経験の場合は、興味分野の選定から実績整理まで5ステップで準備を進めるとよい
・学位取得と実務経験、どちらを優先すべきかは志望する分野によって異なる 
・資格は必須ではなく、あくまで知識の証明としての位置づけ 
・転職先を選ぶ際は、仕事内容への不満か環境への不満かを切り分けることが大切

よくある質問

研究職に未経験からなれますか?

研究補助職などから経験を積み、段階的にキャリアを築く道があります。分野によって難易度は異なります。理系専門分野は難易度が高い一方、実務スキル重視の分野は比較的挑戦しやすいとされます。

文系出身でも研究職に転職できますか?

分野によります。マーケティングリサーチなど、文系出身者でも挑戦しやすい分野があります。

資格がないと転職は不利になりますか?

資格がなくても転職は可能です。資格は知識の証明として有利に働く場合がありますが、必須条件ではありません。

研究職から他の職種に転職するのはありですか?

開発職や知財関連の業務、技術営業など、研究職で得た知識・思考力を活かせる関連職種への転職も選択肢です。

転職活動はどのくらいの期間を見ておけばよいですか?

分野や経験によって異なりますが、情報収集から内定までは数ヶ月程度を見込んでおくと計画が立てやすくなります。

研究職の年収はどのくらいですか?

研究職固有の公的な年収統計は確認できていません。企業規模や分野、学位・経験年数によって差が大きいため、求人ごとの条件確認をおすすめします。

大学院に進学しないと研究職には転職できませんか?

分野によります。理系の専門的な研究職では学位が重視される傾向がありますが、実務重視の分野では、実務経験を積むルートも有効とされます。

研究職からのキャリアチェンジで、面接ではどんな点が評価されますか?

技術知識の完成度よりも、どのような課題にどう向き合い、どんな工夫をして結果を出したかという、研究の進め方そのものが評価される傾向があります。

研究職への転職で年齢の壁はありますか?

明確な年齢制限を示す公的なデータは確認できていませんが、一般的に若手のほうが未経験分野への挑戦はしやすい傾向があるとされます。年代が上がるほど、これまでの専門性や実績をどう活かせるかが重視されやすくなります。

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この記事の執筆者

AIdeaCareerMedia編集部

主にIT・機電エンジニアに特化した転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればエンジニア人材の採トレンド等の「エンジニアに携わる転職・採用」の情報を提供します。

この記事の監修者

【機電部門統括責任者】キャリアアドバイザー 湯浅 空大

立命館大学卒業後、新卒で中堅アパレル企業へ入社。当社入社後は未経験圧倒的なスピードで実績を上げ、わずか2年半で機電部門統括責任者に就任。
圧倒的な求職者様目線を強みに、多くの機電エンジニアの転職成功。現在は、機電部門統括責任者として、勝てる組織づくりと後進育成に邁進。