【例文あり】内定承諾後に辞退する方法と注意点を解説

【例文あり】内定承諾後に辞退する方法と注意点を解説

「内定承諾後 辞退」と検索したあなたは、一度承諾した内定を辞退できるのか、どう伝えればよいのか悩んでいるのではないでしょうか。先にお伝えすると、内定承諾後の辞退は可能とされていますが、企業への影響が大きいため、できるだけ早く誠実に伝えることが何より大切です。 この記事では、IT・機電エンジニア専門の転職エージェントである私たちが、辞退の進め方と伝え方、注意点を解説します。

なお、内定辞退の扱いは個別の事情によって異なる場合があります。本記事は一般的な考え方の解説であり、トラブルが心配な場合は専門家にご確認ください。

内定承諾後の辞退はできる?

まず、可否について整理します。内定辞退は労働者の権利として可能とされており、承諾後であっても辞退できるとされています。

一般的な考え方は、次のとおりです。

  • 内定承諾後でも、辞退の申し出は可能とされている
  • 一般に、入社日の一定期間前までに申し出れば辞退できるとされる
  • ただし、個別の契約内容や事情によって扱いが異なる場合がある

これは一般的な考え方であり、個別のケースでは事情が異なります。「損害賠償を求める」などと言われて不安なときは、一人で判断せず、労働基準監督署や弁護士に相談してください。 私たちはキャリアの専門家であり、法律の専門家ではありません。

時期によって影響は変わる

辞退の可否とは別に、時期によって企業への影響は大きく変わります。 目安を整理します。

時期企業への影響対応の目安
承諾直後比較的小さいすぐに連絡する
入社1か月以上前中程度早急に連絡する
入社直前大きい可能な限り早く、誠意をもって
入社後非常に大きい退職の手続きが必要になる

共通するのは「早ければ早いほどよい」という点です。迷っている時間が長いほど、企業の準備が進み、影響も大きくなります。

辞退を決めたらやること【5ステップ】

辞退を決めたら、次の手順で進めます。

  1. 意思を固める:一度伝えると撤回は難しいため、慎重に判断する
  2. すぐに連絡する:その日か翌営業日には連絡を入れる
  3. まず電話で伝える:承諾後の辞退は、メールだけで済ませない
  4. メールでも記録を残す:電話後に、改めて文面で送る
  5. 関係先に連絡する:エージェント経由なら、担当者にも速やかに伝える

特に重要なのが、②のスピードと③の電話連絡です。承諾後の辞退は影響が大きいため、誠意が伝わる形で連絡しましょう。

辞退の伝え方【電話の例】

電話では、お詫びを軸に、簡潔に伝えます。

お世話になっております。内定を承諾しておりました〇〇です。 大変申し訳ございませんが、熟慮の結果、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。 一度お受けしておきながら、ご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

理由を尋ねられた場合は、「他社とのご縁があり」「家庭の事情により」など、簡潔に伝えれば十分です。詳しく説明する義務はありません。

辞退の伝え方【メールの例】

電話で伝えたあと、記録としてメールも送ると丁寧です。

件名:内定辞退のご連絡(氏名)

株式会社〇〇 人事部 〇〇様

お世話になっております。〇〇(氏名)です。

先ほどはお電話にてお時間をいただき、ありがとうございました。 改めて、このたびの内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

一度内定をお受けしておきながら、 貴重なお時間と機会をいただいたにもかかわらず、 ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません。

末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

―――――― 氏名 電話番号 メールアドレス ――――――

お詫びを中心に、簡潔にまとめるのがポイントです。

承諾後の辞退で迷っているときは

辞退すべきか、どう伝えるかを、専門のアドバイザーが一緒に整理します。一人で抱え込まず、相談だけでもかまいません。

無料で相談する

注意すべきリスクと、避けたい対応

承諾後の辞退には、いくつか注意点があります。

  • 無断で連絡を絶つ:最も避けたい対応。必ず自分から連絡する
  • 連絡を先延ばしにする:影響が大きくなり、自分の不安も増す
  • 理由を偽る:後々の信頼を損なう可能性がある
  • メールだけで済ませる:承諾後は、まず電話が望ましい

なお、「損害賠償を請求する」と言われて不安になる方もいます。一般に、辞退しただけで直ちに損害賠償が認められるわけではないとされますが、個別の事情によります。不安なときは、次の相談先を頼りましょう。

トラブルが心配なときの相談先

自分だけで判断が難しい場合は、専門の窓口に相談できます。

状況主な相談先
損害賠償など法的な不安弁護士
強く引き止められる・不当な扱い労働基準監督署
エージェント経由での辞退担当のキャリアアドバイザー
今後のキャリアの相談転職エージェント

エージェント経由で応募している場合、担当者が企業への連絡を代行・仲介してくれることもあります。 一人で抱え込まず、早めに相談しましょう。

辞退を繰り返さないために

最後に、今後のためにお伝えしたいことがあります。承諾後の辞退は、承諾前の判断で防げることが多くあります。

  • 条件(給与・勤務地・仕事内容)を書面で確認してから承諾する
  • 他社の選考状況を踏まえ、返答期限を相談する
  • 迷いがある状態で、勢いで承諾しない

参考として、IT分野の求人需要は高い状態が続いています。有効求人倍率は「情報処理・通信技術者」で1.43倍と、職業計の1.12倍を上回っています。

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(2025年11月)

選択肢がある状況だからこそ、焦って承諾しないことが大切です。

そして、判断の土台になるのが、私たちが相談現場でお伝えしている視点です。転職したい理由が、今の職場環境によるものか、仕事内容そのものによるものかを切り分けることです。切り分けができていると、応募先を選ぶ段階で軸が定まり、承諾後に迷うことも減ります。

次の一歩を、一人で抱え込む前に

辞退後の進め方や、今後の会社選びを、専門のアドバイザーが一緒に整理します。今の悩みの相談だけでもかまいません。

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まとめ

内定承諾後の辞退について、要点を整理します。

  • 承諾後でも辞退は可能とされているが、企業への影響は大きい
  • 時期が遅れるほど影響が増すため、できるだけ早く連絡する
  • 承諾後の辞退は、まず電話で伝え、メールでも記録を残す
  • 無断で連絡を絶つのは避け、必ず自分から誠実に伝える
  • トラブルが心配なときは、弁護士や労働基準監督署に相談する

内定辞退の扱いは個別の事情で異なる場合があります。詳細は専門家にご確認ください。

よくある質問(FAQ)

内定を承諾した後でも辞退できますか?

内定辞退は労働者の権利として可能とされており、承諾後でも辞退できるとされています。ただし個別の事情によって扱いが異なる場合があります。企業への影響も大きいため、できるだけ早く誠実に連絡することが大切です。

承諾後の辞退は電話とメール、どちらで伝えますか?

まず電話で伝えるのが望ましいです。承諾後の辞退は影響が大きいため、メールだけでは誠意が伝わりにくくなります。電話で伝えたうえで、記録としてメールも送ると、より丁寧な対応になります。

損害賠償を請求されることはありますか?

一般に、辞退しただけで直ちに損害賠償が認められるわけではないとされます。ただし個別の事情によります。不安を感じる言葉をかけられた場合は、一人で判断せず、弁護士や労働基準監督署に相談してください。

辞退の理由は正直に伝えるべきですか?

細かく説明する義務はありません。「他社とのご縁があり」「家庭の事情により」など、簡潔に伝えれば十分です。ただし理由を偽るのは避けましょう。お詫びと感謝を軸に、誠実に伝えることが大切です。

入社直前でも辞退できますか?

辞退自体は可能とされますが、入社直前は企業への影響が特に大きくなります。採用計画や受け入れ準備が進んでいるためです。辞退を決めたなら、一日でも早く連絡することが、最低限の誠意になります。

エージェント経由の場合はどうすればよいですか?

まず担当のキャリアアドバイザーに連絡しましょう。企業への連絡を代行・仲介してもらえることもあります。自分で企業に伝えるべきかも含めて、担当者に相談すると、進め方が整理しやすくなります。